こんにちは。
本日は区分マンションの出口戦略について考えます。
皆さんは物件を売るタイミングはどのような時だと思いますか?
賃貸経営をするということであれば、当然利益の一番大きい戦略を組み立てて、
売却を検討すると思います。
まずは、物件タイプによる売却戦略を立てて見たいと思います。
「ワンルーム物件」
まずは売却に関するワンルームの特徴を述べたいと思います。
・売却価格が数百万円の場合、買主候補が多く出る。
・売買諸費用も比較的割安感がある。
・ファンドなどにも売却できる可能性がある。
・実住の目的以外で買う人が殆どである。
・買主が現金買いすることも多い。
「ファミリー物件」
次にファミリータイプについて考えます。
・売却価格が比較的高い。
・実住で購入する人が多い。
・購入する人はローンを組む場合が多い。
いかがでしょうか?
この要素から何を長所とみるかは人それぞれかと思いますが、
私の見解としては以下の様になります。
ワンルームは投資家・ファンドの
購入者が多く、
景気によって売買価格・件数が大きく変化する。
ファミリーは買主に一般人が多い。
→実住での利用が多い。
→売却に際し、価格はともかく
景気に左右されにくい。
私はこの部分に着目し、
出口戦略としてはファミリー物件が
優れている!
との結論に達しました。
今後、どの程度インフレが進むかわかりませんが、
少なくともあと10年程度は
不動産投資ファンド系は現状を保った状態になると思います。
(ただ、個人の不動産投資家はすごい勢いで増えています。)
本日は物件別でみる出口戦略について
お話ししました。
次は、タイプに関わらず売買に際して
着目すべき点を述べたいと思います。
ありがとうございました。