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こんにちは。ふじふじです。
今日からG.W突入ですね。
私も今年は北海道の実家に戻ったりする予定です。
さて、本日のお話は
「マンションのリフォーム可能範囲について」です。
これはマンションをお持ちの方であれば、重要事項説明の時でも
話に上がると思いますが、意外に知られていないリフォーム方法もありますので
説明していこうと思います。
まずマンションには共用部と専有部
があります。
簡単に言うと、
専有部:自分の区分所有として所有している建物の部分。
自由にリフォームできます。
共用部:住民全体の財産とする部分で、勝手にリフォームすることはできない。
というくくりで分けられます。
言葉でいうと簡単ですが、実際にどの部分まで専有部?
という質問もたまにありますので、以下のような例を書いていきます。
玄関のドアって共用部?専有部?
これについては、まさに明快です。
玄関ドアの外側は共用部。
内側は専有部です!
これを実務に落とし込んだ言葉で表現すると。。。
「ドアそのものを変えることはできないが、
ドア内側にシートなどを施工することができる。」
ドア内側はシートなどを貼って衣装上変えることができますね。^^
バルコニーって共用部?専有部?
通常、マンションの間取りで必ずと言ってもいいほど、
バルコニーが付いていますが、
このバルコニーって実は。。。
共用部なんです。
「うそ!だって賃貸しても自由に使えるじゃない!」
と思った人もいると思うので、ちょっと説明を書き加えます。
バルコニーには区分所有者に占有使用権があるが、
区分所有法上は共用部である。
という法律的な決まりがあります。
ということでバルコニーはリフォームすることはできない。ということになります。
パイプスペースは場所に移動さえできない!
これは意外に知られないことなんですが、
よくマンションパンフレット上でも
PS・EPSと呼ばれる不思議な空間が書いてありますよね?
これは設備配管が入っているスペースで、この配管は
基本的に共用部なので、このPSやEPSは
リフォームの際に移動することができません。
ちなみに天井裏にある自己の部屋のために配管されている設備もの(コンセントや空調ダクト)
は自己の持ち物とできるので、リフォームで移動可能です。
ありがとうございました。
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