投資概論

不動産投資における利回りの落とし穴


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不動産投資での利回りは、投資する人ならだれもが、
重要視する部分かと思います。

 

しかし、この利回りも分析の仕方によっては思わぬ落とし穴があり、苦汁をなめた人もいます。

 

本日はそんな、利回りの魔法ともいえる数字の不思議な点をお伝えします。

不動産投資を検討している人はぜひ、ご覧ください。

 

 

高利回りなのに?こんな物件を購入しました。

 

Aさんは競売によって500万円で戸建ての物件を落札しました。

なんと利回り25%!(実質利回り)

 

これはいい買い物をした。と思っていたのですが。。。

よく考えてみると、500万円の25%というと
125万円になります。

次は1棟行くつもりで意気揚々と銀行に相談しに行ったのですが、
案の定、銀行からは頭金を2割ほど入れてほしいと言われました。

Aさんは1億ほどの1棟を買いたいと思っていたのですが
2000万円もの大金、どうやって用意しようか?

という風になるわけです。

 

戸建てのみの利益で用意しようとなると
15年以上かかってしまいます。
こうなると、何のための高利回りかわかりません。

 

確かに利回りは物件に対しての収益性を表します。

しかし、物件規模を増やそうとしている人には、
時にはその物件はあまり効果的に働かない。

ということもあり得ます。

 

何が言いたいかといいますと、

高利回りといっても元が小さければ力は弱い!

ということです。

 

この、Aさんのような状況ですと、
すぐに1棟には行かず、同規模の物件を増やしていって、1棟を狙っていく。

という方式が最適かなと思います。

 

どのような投資プランで行うかは人それぞれです。

しかし、利回りという数字に振り回されて、物件の真の収益力を判断できない人も中にはいますので、
こういった記事を書かせていただきました。

 

ありがとうございました。


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