こんにちは。今回は確定申告のお話をします。
不動産投資を始めたはいいが、確定申告というものをやらなくてはならないことで
頭を悩ませている人も多いのではないでしょうか?
基本的に事業規模でない不動産投資家であれば、白色申告をいかに間違いなく、
効率的に行うことができるかがカギとなってきます。
事業規模とは?詳しくは、
「不動産所得のあるサラリーマンに贈る確定申告のポイント」
最近は確定申告を手書きで行う事が非常に煩雑で、なおかつ確定申告ビジネスの
拡大が進み、様々な手法で確定申告をすることができます。
ここでは、無料でできる確定申告のツールやソフト、有料で充実した
定番の確定申告ソフトをご紹介します。
なお、今回紹介するツールやソフトは
- 不動産投資を始めた方
- 確定申告に時間を掛けたくない方
- 不動産所得が事業規模でない白色申告を行う予定の方
を想定してご紹介します。
クラウドで使える会計ソフト!
正直、個人で行っている不動産投資位であれば会計ソフトは無料のもので
全く問題ないと筆者は考えております。
ソフトによっていろいろと操作性は変わりますので、その特徴などを
まとめます。
無料から使える会計ソフト「freee(フリー)」
freeeは銀行口座やクレジットカードの明細を自動で取り込むことで、
容易に記帳を作成できる会計ソフトです。
シンプルで分かりやすいユーザーインタフェースが特徴です。
料金プランとしては、
無料プラン | 0円(3ヶ月までのデータ保存) |
---|---|
個人事業主プラン | 980円/月 |
法人プラン | 1,980円/月 |
という内訳になっております。
確かに無料での活用も可能ではありますが、データ保存期間が3か月という制約があるので
継続的に確定申告をする必要がある人は個人事業主プランがお勧めとなります。
なお、freeeを素材として簡単に確定申告をすることができる書籍も
出版されております。
よく確定申告のソフトを買うと、説明書が煩雑でかなりわからないことが
多くなって手詰まりしてしまうこともあると思いますが、
こちらの書籍は初めて行う方に対して、
「どうやったらfreeeを使いこなせるか」
を分かりやすく説明しております。
ちなみに、freeeはそのままネット上から登録してもいいのですが、
アマゾンなんかでは15か月分のライセンスが売られており、
それだけを見ると月700円程度で個人事業主プランを利用できる
ものがあります。
今後、ずっとfreeeで行くことを考えている人にはお勧めですね!
money forward for BUSINESS
元々は家計簿サービスとしてクラウド会計サービスを提供していたマネーフォワード。
こちらの確定申告ができるモデルを開発していただきました。
「freee」と同様、銀行口座やクレジットカードの明細を自動取得し、
面倒な仕分け作業等の作業時間を大幅に削減することができます。
料金プランは下記のようになっております。
無料会員プラン | 0円/月(月仕訳15件まで、その他制限有) |
---|---|
プレミアム会員プラン | 800円/月 |
こちらのサービスは2014年1月より本稼働し、現在では領収書やレシートの
取り込み作業までアプリを介して行うことができるようになっております。
アプリはこちらから参照ください。
マネーフォワードforBiz-確定申告・青色申告・法人決算をラクにする会計ソフト専用の領収書・レシート読込アプリ(無料) - Money Forward, Inc.
こちらのクラウド会計サービスもfreee同様に、アカウントをまとめて購入できることができます。
こちらの場合、11か月分の費用で12か月分を利用できるというちょっとお得な
購入方法です。
やよいの白色申告
こちらはもともと中小企業向けの会計ソフトを販売している弥生会計が
スタートさせたサービスです。
こちらのサービスはなんといってもそのコストパフォーマンスの良さが
自慢です。
料金プラン
- 2014年12月31日まで0円
- 2014年12月より年額4500円(税抜き)
他のサービスと比べて、費用がとても安価ではありますが
白色申告にしか対応していないので、もし不動産規模が大きくなってきて、
青色申告を使用することになると、その際は「やよいの青色申告」
を利用する必要があります。
いかがでしょうか?
まさに現在、クラウド会計ソフトの戦国時代に突入してきた感じがしますが
どれを使えばいいのかな?と悩む必要はなく、
自分の直感でいいと決めたものをしっかりと使いこなすということが重要になってきます。
有難うございました。