収益性 投資概論

不動産投資と太陽光発電で悩む貴方へ金言を授けます。

空の希望

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こんにちは。ふじふじです。

今回は不動産投資だけでなく違う投資に関してもお話しする機会がなかったため、
太陽光発電のお話をします。

「不動産よりも太陽光発電の方が儲かるのでは?」

不動産投資を考えている方ならだれでも、一度は考えたことがあるのではないでしょうか?

今、巷では太陽光発電の話がかなり浸透してきていますね。

  • 太陽光発電は国が売電価格を保証しているから大丈夫!
  • 太陽光発電は発電補償期間が20年もあるからおいしい!
  • 太陽光発電は太陽がある限り、利益を生み続ける!

こんな商売文句、太陽光発電を検討している人なら
誰しも聞いたことがあるのではないでしょうか?

基本的に、販売会社はどこもそうですが、(不動産業者も同様)
自分の商品は
いいところしか言いません。

「実際のところどうなんだ!」

という本音のところは誰もが気になるところではあると思います。

今回は、太陽光発電と不動産投資を比較して、どのようなメリット・デメリットがあるかを
検証していきます。

 

 

表面利回りの比較

不動産投資
利回り5%~15%

太陽光発電
利回り12%~13%

 

【解説】

利回りに関しては太陽光発電が圧倒的に手堅い投資といえます。

しかし、不動産投資は元本が億単位でもこの程度の利回りが期待できますので、
ホントのところのキャッシュフローは投資する元本次第。

といった所かと思います。

 

 

収入体系の比較

不動産投資
入居者からの賃料収入

太陽光発電
国が買い取り保証した売電価格×稼働効率

 

【解説】

不動産投資は言わずもがな、賃料収入による収入が全てです。

太陽光発電は購入時期によって違いますが、売電価格が設定されていますので
それに準じて電力会社が買い取ります。

不動産投資では月額の賃料で全てが決まり、滞納などがない限り基本的には
決まった金額が収入となります。

比べて、太陽光発電は発電効率が絡んできますので、
雨や曇りの日が多かったりすると発電効率が悪くなり売電を多くすることができません。

 

 

収入の安定性

不動産投資
空室リスク、家賃滞納により無収入期間が発生×

太陽光発電
毎月確実に売電価格が収入となる

 

【解説】

これについては太陽光発電の圧勝といえます。
先に太陽光発電は効率によって収入額が変わるとお話ししましたが、
決して0になるわけではありません。

それに比べて、不動産投資は空室や家賃滞納の際には
収入が0になる期間がどうしても発生します。

 

 

融資条件

不動産投資
金利2~4%台が多い。(アパートローンの場合)

太陽光発電
金利は2%以下のものが多い。

 

【解説】

こちらも太陽光発電は非常に有利な状況です。

不動産投資はその収益性が金融機関から評価されているためか、
金利は高めです。

 

 

収益発生期間

不動産投資
減価償却が終了しても建物が健全であれば収益を生み続ける。
一般的に40年程度は収益を生む。

太陽光発電
設備の稼働補償は20年程度ついているが、設備老朽化が進むと
一切稼働しなくなる。×

 

【解説】

不動産投資は言ってしまえば物件が存在する限り、
入居率は悪くなると思いますが、住み続けることはできます。

都内でも非常に築古な建物は多く存在します。

一方で太陽光発電は確実に設備故障をすることが決まっています。
だましだまし運用することが非常に困難です。

 

 

出口戦略

不動産投資
住むというニーズがある限り、買い手は豊富に存在する。

太陽光発電
一般的に遊休地を活用しているため、買い手が少ない。×

 

【解説】

出口戦略については不動産投資の圧勝です。

太陽光発電は人がいない地域に大面積の設備を投入することで
利益が上がります。

基本的には設備のメンテナンス以外は人の訪問はないといってもいいくらいです。

そんな土地は太陽光発電以外の目的で買い手がつくことは非常に少なく、
仮に太陽光発電で土地が残っても買い手がつかずに固定資産税だけを
払い続ける。。。というケースも想定されます。

 

 

まとめ

如何でしょうか?

以上のような着眼点から私は以下のような法則を提唱します。

「太陽光発電は土地を持ち続ける覚悟をする!」

「不動産投資は運用のプロを見つけ出す!」

 

太陽光発電の最大のデメリットは設備老朽後の新たな開発を模索することです。

それができないのであれば、太陽光発電は一時は儲かりますが、
そののちは再び遊休地となってしまい、経費がかさんでいく一方です。

 

不動産投資は人がいる限り、何かしらの運用方法があるので、
運用途中で発生するような空室や滞納を最小限にするために、
運用のプロ。つまりは優秀な管理会社を抱える必要があります。

 

 

いろいろと提言してまいりましたが、本日の一番言いたいことを
買いてこの場を閉めたいと思います。

 

後悔しない

「悩む暇があれば始めてしまえ。

自らの意志で行った後悔は後で取り戻せるが、

行わなかった後悔は後で取り戻すことができない。」

有難うございました。

 

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